FXトレードでなかなか勝率があがない?
そんな悩みを抱えているあなた。意識することを一つ追加するだけで勝率が上がります。
上位足のトレンドに沿ったトレードをする
トレードには様々な手法がありますが、最も効果的で失敗しにくいのが「上位足のトレンドに沿ったトレード」を心がけることです。
反発を狙った逆張りトレード、指標発表時を狙った高リスクなトレード、オシレーターを使ったトレードはどれも初心者向けの手法ではありません。
初心者は失敗しても損をしにくい「順張り」のトレードを心がけるべきです。
上位足の確認の方法
マルチタイムフレームで確認することで上位足のトレンドを掴むことができます。上位足のトレンドに沿った取引はリスクが少なく、長期的なトレンドが逆行しない限りは大きな失敗とはなりません。
例えば上位足が上昇トレンドとなっている場合、短期足では「買い」のタイミングとなるチャートパターンを待ち、買いでエントリーします。小さな反発や短期的な下降トレンドは発生する可能性がありますが、上位足の中でしっかりと損切りと利確のタイミングを設定しておけば大きな失敗にはなりにくい。
またそんな短期の山を張っているとすぐに流れてしまったりするので、長期トレンドが上昇トレンドの場合、売りの注文はリスクの高いエントリーとなります。
実際にチャートで見てみましょう。このグラフではドル円は長期的にロングトレンド、上昇トレンドが発生しています。以下のチャートは日足になります。
さらに実際のエントリーで使用する15分、5分足のチャートも見てみましょう。
ここでは15分足も明確な上昇トレンドとなっています。一時的な反発を狙うより、長期トレンドに乗って「買い」の注文を入れることが可能です。
短期足では「買い」のサインとなるタイミングを待ちます。例えば高値を更新したり、移動平均線がクロスしたり、明確な買いのタイミングを狙います。
このポジションは実際に利確となりました。
何故順張りが有用なのか?
順張りの取引手法は比較的ローリスクとされています。さらにリターンも伸ばすことが可能で、利確のタイミングは前回の高値、もしくはフィボナッチ・エクステンションを使用した場所に設置が可能。
利確を手動で行える方であればオシレーターを確認して、RSIの角度が上昇している場合はまだ利益を伸ばせる、反対にRSIの数値が高い、低い状態になったら利確のタイミングです。
このようにローリスクでありながら、利益を伸ばすことができるのが順張りトレードです。
またデイトレードと違い、チャートに張り付く必要もなし。専業トレーダーでなくても真似できる再現性の高い手法の一つとなっています。
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