FXや株の取引を行う際に、最も重要でしかし見落としがちな指標の一つとして「出来高」があります。この記事では出来高について詳しく説明し、実際に出来高を利用した取引の手法を画像付きで解説しています。
出来高(取引ボリューム)は売買の数量
出来高とは株券が売買された数量のことを指します。成立した売りと買いの取引を「1」とし、売りが100株、かいが100株で取引成立の場合は出来高は100株となります。出来高は指定銘柄がどれくらい取引されているのかを判断するのに役立ち、ボリュームの高い銘柄を選ぶことで利益を見込めます。
株では出来高、為替などでは売買高と呼ばれています。単語の意味は同じで、100通貨の売り注文と100通貨の買い注文がマッチしたら売買高は100となります。どちらも「ボリューム」と呼ばれることもあります。
出来高(ボリューム)はとても重要
出来高、売買高は取引の活発さを表す指標のため、とても重要視されています。取引を行う際に活発に売買されている銘柄を選ぶことで、利益を見込めやすくなるため、ボリュームが高い銘柄は売買しやすい銘柄となります。
ボリュームの高い銘柄は利益が見込めるという意味ではなく、取引が活発という意味です。数値が高い=買いではなく、イコール取引しやすいという指標です。
まずチャートの出来高を確認して、その日の取引を行う銘柄選びの指標として活用してください。
デメリットと注意点
取引量が増加していることを把握することに長けている指標ですが、その反面デメリットもあります。一時的な投機的な取引量費の増加も反映され、必ずしもその企業が注目されていることを表していません。
取引量の増加の理由がしっかりと業績の成長や将来性によるものなのか一時的な投機対象の商品として注目されているのか見極める必要があります。
出来高を活用した取引方法

一般的にはボリュームの増加は価格の上昇につながると考えられています。必ずしも一致するわけではりませんが、長期的な上昇トレンド発生している中でのボリュームの増加は買いのタイミングの一つです。
出来高はチャート下に表示されています。実際に増加のタイミングでは価格が上昇していることが分かります。これは記事執筆時点でのNVIDIA社の株価チャートの一部です。青い部分はアメリカ取引市場の営業時間外を表しています。

こちらは少し前のNVIDIA社の株価チャートです。同じように出来高が増加したタイミングは複数ありますが、大幅に下落が見られる箇所もあります。このように取引量を表している指標なので、必ずしも買いのサインとなる訳ではありません。
しっかりとトレンドを掴み、他の指標と組み合わせて活用することで勝率アップを見込めます。
出来高と一緒に合わせたいテクニカル指標
チャートパターンと組み合わせることでトレンドを掴みやすくなります。チャートパターンを活用し全体的な相場観を掴み、また出来高を活用し銘柄の取引量を確認することで勝率を上げることができます。
チャートパターンについての詳しい解説はこちらからご覧いただけます。

またいかなる状況でも、トレンドに沿った取引というのは重要です。こちらから順張りのトレードに関して詳しくご覧いただけます。

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