生成AIが世の中に定着し、使ってみたい方、仕事で使っている方が増えてきました。しかし生成AIは確率で答えを出力しているので、よりいい回答を得るために効率的な「プロンプト」を入力する必要があります。
このプロンプトは入れれば「それなりの」答えは誰もが見込めますが、Xやインターネット上のChatGPTの回答と自分のChatGPTの回答、違くないですか?
同じサービスを使っているのに、あのインフルエンサーは何故かもっといい答えを得ていますよね?
あのエンジニアはChatGPTだけでアプリ作れるとか言っていますよね?
でも自分のChat GPTでは出来ない。それは全て「プロンプト」の質の違いが原因です。そしてプロンプトを公開している講座やコースもありますが、課金するほどではない。
ただ効率的に使ってみたいという方であれば「パールグローイング手法」が有用です。この記事では実際に無料版ChatGPTでパールグローイング法を試したプロンプトをご紹介します。
パールグローイング法とは
パールグローイング法とはアイデアを発展するためのテクニックの一つです。まず最初に情報(パール)を見つけ、その得た情報を基に拡大、追加していくことでより良いアウトプットを見込む手法です。
パールグローイング法の3段階
– パールの発見:情報やアイデアを見つける
– パールの成長:情報を基にアイデアを追加する
– パールの拡大:複数のパールから大きな構造を作り出す
このように、一つのアイデアからより複雑で複合的なアイデアを発見するテクニックとなっています。これを生成AIと組み合わせることで、ChatGPTにアイデアを出して欲しいにとても強力なプロンプトとなります。
今回使ったパールグローイング法のプロンプトは当記事下部でご紹介していますので、どなたでもコピペしてお試しいただけます。
ChatGPTで試してみた
普通のプロンプトの場合
まずは普通に入力して、回答を得てみます。今回はマーケティング事業のアイデアを出力したいものと仮定して試してみます。
最近のChatGPTは進化を遂げているため、これだけでも「それなり」の回答を得ることができます。ちなみに無料版のChatGPTを利用しています。
パールグローイング法を用いたプロンプトの場合
以上の議題で、プロンプトを変えて出力を求めてみました。
こちらプロンプトです。
より具体的な出力を得ることができました。ChatGPTは対話型のAIの為ここから深く質問していく、もしくは発展していく事が可能です。
今回使ったプロンプトはこちらです。コピペして、一部入れ替えてご利用ください。
パールグローイング法を用いて、以下の条件に当てはまるオンラインビジネスの新しいアイデアを考えてください。
条件:
#スキル
- ITスキル
- インターネットの知見
#解決したい問題
- マーケティング、広報
- 人手不足
生成AIは正しく効率的に使うべし
台頭している「生成AI。」使ったことがないという方も多いと思います。ニュースでは見るけどなんか怖い、人間の仕事が奪われていくのでは?と危惧している皆さん、AIを使いこなすのは人間です。
AIに奪われないスキルを身につけていく、もしくはAIを使いこなして自分の仕事の効率化を図ることが最も強い自衛です。
ChatGPTなどの生成AIは無料で始めることができます。使ったことがない皆さん、これを機にぜひ利用してみてください。使ったことがある方も是非パールグローイング法を試してみてください!
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