【基本編】今さら聞けない「ChatGPT」の使い方

OpenAI社が提供している生成AIサービス「ChatGPT」

ニュースなどでは良く耳にするサービスの名前かと思います。実際、使っている方もそれなりに多い、、、しかしまだ一度も使ったことが無いというそこのあなた。

この記事を読む事でChatGPTの基本的な使い方からChatGPTが得意な事、またChatGPTを操るコツを理解する事が出来ます。

ChatGPTの登録から利用開始方法
ChatGPTが得意なこと、不得意な事
ChatGPTの「プロンプト」のコツ

目次

ChatGPTを使い始める方法

とりあえず使ってみたい!という方は登録せずとも利用してみることが出来ます。使い方は簡単、以下のサイトにアクセスするだけです!

ChatGPT(外部リンク)

アクセスすると下の画面になります。

ChatGPT、チャットGPT

真ん中の検索ボックスみたいな「Message ChatGPT」という所に聞きたいことや、やらせたい事を入力して送信するだけで利用出来ます。

試しに以下のプロンプトを入力しました。

「ChatGPTの使い方について、小学生でもわかるように、500文字程度で説明して」

ChatGPT、チャットGPT

するとものの数秒でこちらの返答が帰ってきます。

現在無料ユーザーはGPT4o MINIという生成モデルが制限付きで利用可能となっています。制限に達すると過去のモデルになり、生成の精度が落ちてしまいます。

ChatGPTの登録方法

ChatGPTは登録無しでも利用が出来ますが、登録するとより便利に使うことが出来ます。ChatGPTには2種類のユーザータイプがあり、無料版と有料版があります。

まず使ってみたい!という目的であれば無料版でも十分使ってみることが出来ます。後々、仕事でも使いだしたら有料版へのアップグレードをオススメします。(もちろん、仕事場で使用が許可されていたらの場合ですが。)

登録方法は簡単、右上にある「Sign Up」というボタンを押し、以下の画面に遷移します。

ChatGPT登録、チャットGPT登録、

メールを入力、もしくはグーグル、マイクロソフト、アップルのアカウントを利用してログインします。

ログイン後、以下の画面になれば登録完了です。

ChatGPT、チャットGPT

ログインするメリットとして以下の3つがあります。

  1. 過去のチャットの履歴が残る
  2. 有料へのアップグレードが出来るようになる
  3. パーソナライゼーション機能が使える

左上のえんぴつマークの横のボタンを押すと過去のメッセージを出すことが出来ます。履歴が残っていくので、同じ議題に関して追加で必要な事があれば聞いたり、依頼する事が出来ます。

パーソナライゼーション機能とは個人に合わせた情報を出力する機能の事で、会話をしていくとChatGPTがより自分の事を理解して記憶するようになります。

ChatGPTが得意なこと

ChatGPTは生成AIで、「SiriやOKGoogleの凄い版」と理解されがちですが、実は最も得意なのは質問に答える事ではなく、文章などを生成する事。

ChatGPTが得意としている分野は以下の5つです。

  1. 文章の要約
  2. 文章の校正・修正
  3. 外国語文章の翻訳
  4. キャッチコピーや台本の叩き台
  5. 簡易的なプログラムコードの生成

そして、ChatGPTが不得意な事は以下の3つです。

  1. 最新情報やトレンド情報
  2. 数学の計算
  3. 曖昧な指示

ChatGPTは万能ではないので、しっかり得意不得意を分かった上で使用するとよりその便利さを体験することができます。

これさえ押さえればOK。ChatGPTへ指示を出す方法

ChatGPTはそのまま質問や指示を入力してもそれなりの返答が返ってきますが、より良い出力を得る為には指示のコツを理解する必要があります。「プロンプト・エンジニア」と呼ばれる魔術師たちはこれをマスターしている達人です。

しかし、そもそも生成AIのプロというのは意味が分からない話で、「誰でもがそれなりに使える」というのが最も価値が高い。実際ChatGPTを運営しているOpenAI社はその指示のコツを無料で公開しています。

慣れれば簡単に使いこなせるようになるので、特に重要な要点を一緒に押さえて行きましょう。

最初に指示文を置く

一番最初に指示の文章を置くことで精度が向上するとOpenAI社は公表しています。

英語の文章を日本語に翻訳して
{文章}

以下の英語のテキストを日本語に翻訳して
#テキスト:{文章}

AIに出来るだけ「分かりやすくしてあげる」事で精度の向上が期待できます。

出来るだけ詳細に指示する

ChatGPTには出来るだけ詳細で指示を出すとより効果的な返答が期待できます。

ChatGPTとは何か説明して?

ChatGPTとは何か、小学生でも分かるように200文字で説明して。

実際に得られた回答がこちらです。

ChatGPT、チャットGPT
Before
ChatGPT、チャットGPT
After

出力形式を指定する

文章で出す、表で出す、箇条書きで出すなど出力形式を指定する事でより高度な返答を求められます。

以下のテキストを要約して。
#テキスト:{文章}

以下のテキストを要約して箇条書きで出力して。
#テキスト:{文章}

実際に以上のプロンプトで出力した文章が以下の写真の通りです。

ChatGPT、チャットGPT
Before
ChatGPT、チャットGPT
After

して欲しくない事ではなく、して欲しい事を指示する

〇〇はしないで、ではなく〇〇をしてと指示したほうが、より正確な答えを期待できます。

〇〇について専門用語を使わないで説明して

〇〇について初心者でも分かるように解説して

実際に以上のプロンプトを使って、同じ内容に関して全く違う出力を得ることができました。

ChatGPT、チャットGPT
Before
ChatGPT、チャットGPT
After

対話して修正していく

ChatGPTは対話が可能な生成AIサービスです。一度聞いて、一度返答をもらって終わりではなく、返ってきた返答に対して追加の条件を出したり、修正依頼を出すことができます。

対話していくことでより精度の高い返答を期待できます。また「分からないことがあったら質問してください」と最後に付けることで、知らない内容に関して嘘の回答をしたり、曖昧な回答が返ってくる確率を下げることができます。

上項で得た進化論についての返答が長かったので、「300文字に要約して」と追加で指示を出し、求めていた出力を得ることができました。

ChatGPTは使い方次第で可能性が無限大

ChatGPTはサービス開始時と比べ更なるアップデートが定期的に行われており、常に進化を続けています。文章の要約やアイデアを出したり、そのほかにも翻訳やプログラミング言語の出力、表や数列での出力もでき、指示も文字のみならず写真やファイルを添付できるようになりました。

ChatGPTは正しい使い方をすれば自分の作業をより効率化することが可能です。また、得意分野、不得意な分野を把握することで、ChatGPTの利用体験をより豊かに出来ます。

ChatGPTは文章やアイデア出しに強い

計算やトレンド情報には弱い

無料で登録なしでも利用開始できるので、是非一度ChatGPTを使って見てください!

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